これまでの病院の組織はいわゆる「たて割り」で、診療部・看護部・リハビリテーション部・事務部といった専門職種で区分けされていました。しかし、近年、病棟における多職種でのチームアプローチの重要性が強調され、専門職種間の横の連携強化が必要となってきました。
そこで当院では、病棟というケア現場を中心としたチームマネジャー制を新たに導入、徹底したチームアプローチの推進を図っています。
■マトリックス組織について
チームマネジャー制の考え方の基本になったのは、いわゆる「マトリックス組織」というものです。
「マトリックス組織」について簡単に説明します。
全ての専門職が最大かつ最高の実践力を発揮しても、それぞれが分離し連携されなかったら、その結果は決して十分なものとはいえず、むしろ逆効果になってしまう場合も発生します。
当院では、チームアプローチの機能を十分に発揮するために、水平方向ではチームマネジャーの管理下で全職種が共通の目標を持って、一つのチームとして活動します。
さらに併行して、垂直方向では教育研修部の部門チーフ(補佐)が専門職としての質の維持向上のための活動を行っています。このような双方向の管理運営体制を「マトリックス組織」と呼んでいます。
教育研修部 |
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|---|---|---|---|---|---|---|
| 看護師・ 介護福祉士 (Ns・CW) |
理学療法士 (PT) |
作業療法士 (OT) |
言語聴覚士 (ST) |
ソーシャル ワーカー (SW) |
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| 8階病棟 | 16名 | 6名 | 6名 | 3名 | 1名 | |
| 7階病棟 | 16名 | 6名 | 6名 | 2名 | 1名 | |
| 5階病棟 | 32名 | 16名 | 14名 | 6名 | 2名 | |
| 4階病棟 | 32名 | 16名 | 14名 | 6名 | 2名 | |
| 3階病棟 | 32名 | 16名 | 14名 | 6名 | 2名 | |
■多職種によるチームアプローチ

当院では、44〜48床の1病棟を2つに分け2チーム編成となっています。各チームの専門職の構成は、看護師が10名、ケアワーカー(介護福祉士)7名、理学療法士9名、作業療法士8名、言語聴覚士3名、ソーシャルワーカー(社会福祉士)1名、管理栄養士・薬剤師がフロアに各1名の配置となっています。
各チームにチームマネジャー1名、サブマネジャーとして看護師1名、理学療法士1名、作業療法士1名、サブマネジャー補佐としてケアワーカー1名がそれぞれ位置づけられ、リーダーとしての役割を担っています。







